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犬の歯に関する治療例

眼窩膿瘍(がんかのうよう)

犬の根尖周囲病巣です。左眼の下が腫れています(赤矢印)。⻭の根っこに細菌が住み込み、膿瘍を形成します。プローブが根っこに到達しているのが、レントゲン検査で確認できます(赤矢印)。

多くの場合には抜⻭が選択されますが、修復による治療でも改善する場合もございます。その子やご家族に沿った治療をご提案します。

 

  • 眼窩膿瘍(がんかのうよう)
  • 眼窩膿瘍(がんかのうよう)
  • 眼窩膿瘍(がんかのうよう)

齲歯

齲歯(虫歯)の症例です。人とは違って、犬の齲歯はめずらしいです。
修復することも可能ですが、抜歯処置となりました。修復する場合には、歯髄切断か抜髄根管治療となります。

 

  • 齲歯
  • 齲歯
  • 齲歯
  • 齲歯

埋伏歯

歯の数が足りない時には埋伏歯を疑います。埋伏歯は嚢胞を形成する場合があるため、見つけた際には抜歯が必要となります。この症例は右犬歯の埋伏が確認され、摘出を行いました。1歳未満でしたが、すでに嚢胞形成が始まっており、放置していたら顎の骨が溶けてなくなっていたと考えられます。このように、歯の数が足りない場合には、口腔内のレントゲン検査が必須となります。

 

手術前

  • 埋伏歯(手術前)
  • 埋伏歯(手術前)
  • 埋伏歯(手術前)
  • 埋伏歯(手術前)

 

手術後

  • 埋伏歯(手術前)
  • 埋伏歯(手術前)
  • 埋伏歯(手術前)
  • 埋伏歯(手術前)

破折の歯冠修復

上顎第4前臼⻭の破折です。露髄(⻭の神経が露出した状態)はありません(①)。そのため、神経の処置は不要で、周りの処置だけとなります。人工物による⻭冠修復を行いました(②)。修復 後はとてもきれいです。ドライフードもジャーキーもこれで噛むことができます。

修復できる⻭は抜⻭をせずに修復する!いつでもご相談ください。

 

  • 破折の歯冠修復
  • 破折の歯冠修復

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